東南アジア諸国にありがちなことですが、日本やディズニーのキャラクターにちょっとうっかりどことなく似てしまったものが売られていることがあります。かと思うと全然似てないのにPi●achuと堂々と書いてあることもあります。子供の遊び場には必ずといっていいほどどこかに偽ねずみーがいて、摘発されることを心配してしまいますが、昨年ごろからきちんとクレジットを書いて使用しているタオルや雑誌類などもみかけるようになってきました。当たり前のことですが、見かけたときは驚愕しました。

みなさん、よくご存知のキャラクターのぱくり話はおいておいて、今日は商標の信用度について。なんらかの商標を使用するということはそのクオリティを保証するということで、たとえば他の商品より少し値がはってもグローバルに知られる商品を買おうと思うことがあります。ジップ付保存袋はローカルブランドEUfoodで十分と考えている私ですが、めずらしく●ip●ockを買おうと思って失敗しました。この商品は何年も前から見かけたことがあるので、周知の事実だったのだろうと思いますが、より安価なEUfoodをずっと使用していたため気づかなかったのです(そういえば遠い昔に誰かに買っちゃだめだと教えてもらったような気もしてきました。自分で失敗しないと身につかないのでしょうか)。ほんの少しですが、高めの●ip●ockを購入して、これは特別なとき用～と思って開封したところ、中からなが～い髪の毛が出てきました。あ、やっちゃった。本物の●ip●ock商品ならひとつずつにロゴの印字があるところですが、当然なく、髪の毛が封入されている保存袋にこれ以上なにを期待していいのかもわからず、といってももったいないので普通に使っていますが、次回からは確実にEUfoodに戻します(とても薄手で数回の使用で駄目になりますが、それはそれで使い捨てだという割り切りができてよいのです)。

同日、紙おむつのBO●byも購入しました。こちらの商品はローカルブランドなのですが、数年前から「日本でNo.1 Mamm●　●oko」の文字がベトナム語で入るようになり、それに伴い品質も良くなったのだろうと解釈していました。しかし、価格は私が通常買っているHu●giesよりもやや安い。。小売店で指名買いをして長いので、値段や品質を比較検証していませんでしたが、もしかしていまやBO●byに価格でも品質でも劣るのでは？と思いおそるおそる小さい袋を購入。その結果！これまでの自分の判断が誤っていないことを確認し、うれしいような悲しいような。BO●byのおむつには吸収パッド部分に緑色の着色とおかしなフローラル系の臭いがついており、その昔ホーチミンで初めてベトナムの紙おむつを使いながら、乳飲み子を連れてこんなところ(スラムのようなアパートメント)に来てしまったー、、、というショックを受けたときのことがまざまざと思い出されたという個人的な感想はさておき、ベトナムスタンダードかつポピュラーなおむつで、日本人受けは難しくHu●giesよりはかぶれやすいという印象をうけました。Mamm●　●okoはベトナムにおける位置づけが等しいという意味合いで商標を許可しているのでしょうか。それなら商標を使用しながらなお一番のお手ごろ価格であるというのも深くうなずけます。唯一、Mamm●　●okoと共通しているものを感じるとしたら、パンツタイプのおむつに廃棄時にまるめる用のテープがついているということでしょうか。これはHu●giesにはなく、便利です。プリントもカラーで数パターンあるので、娘はそれなりに気に入ったようです。しかし、新しくおむつにお気に入りを作っていないでトイレトレーニングを勧めたいお年頃なので、ここはやはりHu●giesに戻すところでしょう。ほんの少し金額を上乗せすれば、GoonやNepiaやMerries(こちらは本物)が買えます。夫に金額を伝えたところ「そんなに高くないじゃん」と高評価でしたが、買ってきてくれるのはいつもHu●giesです。

今回の記事は商品名を英字で入力するのとそれを●で消すのにエネルギーを費やしました。みなさんに商品名に対する悪印象を与えずに済んでいると確信しています。ハノイでの生活になれてくるとお買い物も安心で確実なものを選んでしまいがちですが、たまには違うものを買ってみるとベトナムに来たばかりの頃のように浮き沈みの激しい気分が味わえます。今回はがっかりすることが重なりました(これまでの購買が正しかったという裏づけになったと考えています)ので、私がまったくこのことをおすすめできる立場にないということだけは確かです。