シャービック作りましたか?

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ハノイに来たころ、いまよりも心ひかれるお菓子もスイーツもないなかで日本から輸入されたシャービックが流行ったことがありました。牛乳だけでできて、混ぜて冷やすだけ、チープな味も懐かしい。なにより暑いハノイにぴったり。その年は飽きずに何度も作りました。しかし、このときのシャービックは輸入品だったので一箱70,000ドンとそのチープなお味に似あわずなかなかよいお値段でした。

しかし、今年はベトナム工場で作られているベトナム向けシャービックが売り出されています。見た目はシャービックの文字が「Sherbic」になっているだけなのですが、さすがベトナム向け、お値段17,000ドン。なんてかわいい値段!70,000ドンのシャービックをありがたがっていた私には感涙もののProduct of Japan!ありがとうハウス食品さん!しかも、日本で定番のイチゴ味に加えて、オレンジ、ヨーグルトマンゴー、ミルクコーヒーなど種類が豊富です。逆に日本にはあるメロン味はまだこちらでは見かけていません。

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今年の夏はオレンジとヨーグルトマンゴーを作ったのですが、やっぱりシャービックは楽しいです。流し込んだ型の形もしっかり出るし、色もかわいいので子どもは大喜びしてくれます。前日の夜ちゃちゃっとかき混ぜて型に流し込んだだけなのに、みんなにきゃーきゃー言われ、まるでお菓子を作れる人になったかのような優越感、おやつをきちんと手作りしたかのような錯覚を味わえます。夜中にミルクと混ぜるだけで(子どもと一緒に作るのも醍醐味だと思うのですが、お客さんがくる前に食べられそうでいまのところ一人こっそり作ってます)。。

気になるベトナム限定味ですが、みなさん思い出していただければわかると思うのですが、シャービックのおいしさは味じゃなくて食感です。オレンジ味は気分を華やかにするためのか・ざ・り☆と言ってしまうと身もふたもないのですが、見て楽しい、食べて、、もしかしてオレンジかな?いえ、おいしいですよ、とっても。ヨーグルトマンゴーはヨーグルト味が加わっているので、よりさわやかでした。友達の娘ちゃんはこれを食べて桃味?って言ってましたが、それもわかるくらいのさわやかさです。写真のコーヒー味はその娘ちゃんにあげてしまったので、まだ試してません。

プリンミクスも通常のプリンに加えて、イチゴ、抹茶、チョコレートなどが並んでいて楽しいです。こちらはチョコレート味。ミルクは砂糖入りでないものを使ってください。という注意書きが後ろにあるのが、ベトナムらしいですね。これも日本のホームページには普通のプリンしか紹介されていないので、ベトナム限定かもしれません。お値段は同じく17,000ドン。

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もしかして、ベトナム限定味なら一時帰国のおみやげになるのかな。。。箱も小さいし、お手頃だし。むむ。夏休み前にここまで考え付けばよかった。本当に日本にないなら、、子どものいる友達にはありかもしれません。

余談ですが、シャービックを製氷皿で作られる場合には、ひねって外さないことをおすすめします。昔ちょっと流行ったときにそれで冷蔵庫の備え付け製氷皿を壊してしまった友達がいました。少しおくか、製氷皿の底面を水で濡らしてシャービックの型の周りを溶かし、水をふき取ってからシャービックをフォークなどでひっかけて出すのがおすすめです。ちょっと真面目な話をしてみました。

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