あけましておめでとうございます -ハノイで新年の迎え方-

公開日:  最終更新日:2015/01/05

日本から遅れること2時間、ハノイも無事新しい年を迎え、ホアンキエム湖からは花火があがり、オペラには歌声が響き、花火より歌声より断然目立つサーチライトと電飾がハノイの曇った夜空を照らしました。新年、あけましておめでとうございます。

ハノイでの年越しは5回目になる我が家ですが、毎年、新年を迎える実感を持てないまま大晦日に突入し、ばたばたのまま元旦を迎えるということを繰り返しています。実感が沸かない一番の原因は、やはりベトナムでは盛大に祝われるのは旧正月で、元日は通常の祝日扱いだということでしょうか。日本のような仕事納めはなく、一般的なベトナムの会社はカレンダー通りに元旦のみの休みが多いですし、夫の会社はこれに大晦日の午後の半日休暇というちょっと中途半端なおまけがつきますが、日本企業であっても29日から休みというようなところはかなり少数派です。また日本にいたら多かれ少なかれ用意するはずの鏡餅やしめ飾りなどのお正月用品を買わずに過ごすことも大きいかも知れません。

私の場合は、それにも増して大掃除のないことが年始を迎える雰囲気から遠ざかる原因になっている気がします。週二回のハウスキーピングで家中きれいにピカピカとは言わなくても一応、生活に支障がないようにはしてくれるので、普段はほとんど掃除機をかける習慣もなくなって久しいのですが、かといって年越しをするにはあまりに通常通りの我が家。旧正月のテト前にはハウスキーパーさんも少し念入りに掃除してくれる気がしますが、元日前にそんな配慮があるわけもなく、かといって男手があるわけでもなく子供は冬休み真っ只中の悪条件で急に自分で掃除機や雑巾を振り回す決心もつかず、結果、12月30日まで連日、友達を子連れで家に呼ぶなどして遊び惚け、大晦日のその日までいつも通りの生活を送ってしまうのです。

が、通常時から部屋をきれいにすることに無常の喜びを感じてしまう私、新年を迎えるにあたって普通程度に片付いた部屋で満足できるはずがありません。大晦日の朝にその欲求はついに限界を迎え、目についたものを片っ端から雑巾や布巾で拭きまくり、クエン酸スプレーを吹きまくり、掃除機をかけまくり、水拭きで仕上げる、ついでに掃除機も丹念に掃除するということを毎年繰り返しています。これをするととても心が落ち着く自分をどんだけ貧乏性なんだろうとも思いますが、気分は晴れ晴れ〜。ちなみになんの事前の準備もなく、とくに早起きするでもなく急に始めるので、当然ながら通常の家事業務に支障をきたし、通常の洗い物、通常の洗濯物、通常の炊事に遅れが出ます。つまり見た目上、部屋は普段より荒れます。洗い物でふさがったシンクは見ないことにして、隣のピカピカの冷蔵庫を愛でる。机の上は大掃除の間に子供たちが描いた落書きでふさがっているけど、その下の床のツルツル具合に悦に入る。完全な自己満足ですが、せめてあと一日早く始めたらと思いながら毎年恒例となってしまっている大掃除。疲れきり、髪までぼさぼさのままで新年を迎えることもしばしばです。今年の年末は2日かけて大掃除をしたい、元日の誓いがこれでいいのか大いに疑問ですが、切なる願いでもあります。

今年の年始は週末と相性がよく、ベトナム政府が2日(金)を公務員の休日にして一般企業にも四連休にすることを推奨していたとか。そのせいもあってか、今年の年末はこれまでよりも祝賀ムードを感じました。ちなみに今年の元旦は通常であれば我が家にハウスキーパーさんが来る曜日でもありました。元旦当日に来るのかな?来ないのかな?来ないよね、と油断していたら、夫がちょっと外出したときを狙って来てくれてびっくりしました。こうして大掃除をした上に翌日のお正月当日からお掃除してもらってきれいになった我が家。ぴっかぴかに磨いた床が翌日にはモップで普通の床になったことは祝日返上で働いてくれたオアインさん(現ハウスキーパーさん)には秘密です。

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